ベランダのラベンダー
ベランダでラベンダーを育てています。今あるのはラバンディン系のグロッソという品種が二鉢と、イングリッシュ系の何かが一鉢です。鉢で4年くらい育ててるます。
ラベンダーは冬になると、下のほうの葉は枯れて落ちる事があるのですが、全体が丸坊主になることはなくて、残った葉っぱは白っぽく変色して冬の寒さに耐えます。
それが、春になると枝先から鮮やかな緑色の葉を芽吹き始めて、そこから花穂が出てきます。 うちではイングリッシュのほうが早めに春を迎えます。
下のツイートは買ってきたばかりの頃の、ラバンディン系ラベンダーの鉢です。千葉県佐倉のラベンダーランドで買いました。育て方を聞いたら地植え前提の説明だったので、鉢で…って言いかけたら「鉢かぁ…(育ちそうもないなというような口調)」って言われたんですが、4年たっても枯らしていません(鼻息)。
育て方のコツは、水はけのいい土を使うこと。市販の花や野菜の土だと水はけが悪い場合もあるので、「くん炭」というものを買ってきて混ぜて使っています。ラベンダーはアルカリ性の土壌が好きだそうなのでくん炭がちょうどいいと思います。
冬には強いので外に出しっぱなしでいいのですが、湿気には弱いので雨に当たり続けないように壁際に置いてやや雨をよけるようにしています。
植え替えは1年か2年に一度、3月の始め頃とかにしています。株を大きくしたいうちは、ひとまわり大きめの鉢に植え替えて、大きさを変えたくないなら、根っこをすこしほぐしてから同じ鉢に植え直します。
肥料は必死にやらなくても大丈夫ですが、100均のとかをたまにやってます。あと、土壌が酸性化しないように、タマゴの殻を砕いたのを根元にパラパラっとまいてやったりしてます。
昨日買ったラベンダー・グロッソの苗を鉢に移した。グロッソは春先からさんざん言ってたラバンディン系の品種である。
— chinjuh/『化物箱根の先』Kindleで販売中! (@chinjuh) 2017年6月19日
しかし育つかなあ。ラベンダーは難しいんだよねえ。 pic.twitter.com/JbtIHTW0r5
街の花屋さんなどで売られているラベンダーは、花がきれいなフレンチラベンダーや、花穂があまり長くならないイングリッシュ系のラベンダーが多いです。うちでもグロッソを買ってくる前はフレンチやらイングリッシュやらを育てては枯らしたりしていました(笑)
ラベンダースティックを編んでみた。
— chinjuh/『化物箱根の先』Kindleで販売中! (@chinjuh) 2017年4月30日
茎の短い品種だと、花のボリュームを茎でカバー出来る限界が7本くらいで、それより増やすと長さが足りなくなってしまう。ラバンディン系の品種を育てたいのにそこらで苗を売ってない。 pic.twitter.com/2axNygCp86
若い頃にハーブの本で読んだ、ラベンダーバンドルズというものを編んでみたいなあとずーっと思っていて、↑上のツイートみたいにフレンチやイングリッシュでも編めないことはないんですが、茎が短いので厳しいんですよねえ。
それで、わざわざ佐倉まで行ってグロッソを買ってきて、それからは毎年せっせとバンドルズを編んでいます。↓こんなやつ。
これでベランダのラベンダーはあらかた使い切りました。今年はほんとに良く咲いたのでバンドルズがこんなにできました。ラバンディン系2鉢、イングリッシュ系1鉢分です。丸いのとかも作ってみたんですけど、あんまりきれいに編めなかったです。やっぱり紡錘形が簡単だし見た目もきれい。 pic.twitter.com/x0BFs2AiR8
— chinjuh/『化物箱根の先』Kindleで販売中! (@chinjuh) 2020年6月20日
これを何にするかっていうと、乾燥させてから服と一緒にたんすにしまうと、ラベンダーのいい香りがして、なおかつ虫除けになると言われています。虫除けのほうは乾燥した欧米の話なので、湿度の高い日本ではあまり期待しないほうがいいかもしれないです。